March 18, 2008

細部の善し悪しの判断基準

製作というものは工程が細部へ細部へと進んでいくにつれ作業が細かくなっていく。

この細部での作業ってのは細かな変更を繰り返すわけだから、微妙に部分の違うだけのバリエーションがたくさんできる。
で、その中からよりいいものを取捨選択していくという事を繰り返す。

ところが工程が細部へ移っていくと作業の単位が細かい分思考の単位も小さくなってしまう。それが故に「こっちの方が俺好き」とか、「こっちの方はなんか生理的に嫌」とかいう根拠0の理由(多くは単なる自分の好み)をバリエーションの善し悪しの判断をする基準にしてしまっている事がある。本来はその作品のコンセプトが基準であるべきなのにもかかわらず。

当然常にコンセプトを意識しつつ作業をつめていくことは当たり前だけど、細部をいじりつつ全体にあたるコンセプトを意識するのはなかなか難しい。
ミクロの単位からマクロの単位へ脳の焦点の切り替えがそんなにスムーズに繰り返せないんだと思う。

やっぱりこれを未然に防ぐためには明確なコンセプトや、善し悪しの基準を設定することが一番の解決策になると思う。

休み中に進めてきたそれぞれの製作物の工程が細部に入ってきたので、
ここで一度この事をインプットし直す。

posted at 05:00 PM

 

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About the author

西村斉輝(にしむらなおき)

1984年兵庫県生まれ。
現在多摩美術大学GD科在籍。
パーソナルサイト
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